イスラエル軍、ラファ検問所のガザ側掌握と発表 支援の重要拠点
AI要約
- 1イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南部のラファ検問所を掌握し、特殊部隊が一帯を精査している
- 2昨夜からラファ東部で地上・空爆作戦を展開し、戦闘員約20人を殺害した
- 3ラファは支援物資の搬入と負傷者の搬出の重要な拠点であり、イスラエル軍の行動により多くの人々が避難した
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注目のコメント
停戦協議が大詰めを迎えている中でラファ検問所制圧をするのは、停戦妥結をイスラエルにより有利にするためのハマスへの圧力なのかもしれないが、かなり危険な賭けでしかない。
暫定的な措置らしいとの報道もあるが、これまでラファ検問所での援助物資通過を阻害してきたのはイスラエル。
検問所から入る物資を厳格にチェックして武器流入などを防ぐ意図があるかもしれないが、それでは結果的に援助物資の通過も停滞する。
現在のラファ周辺の避難民のおかれた環境はかなり劣悪なので、今回の作戦はかなり下策。
裏を返せば、ハマスを叩けるだけ叩いて弱体化させてから具体的な停戦に持ち込むという腹なのかもしれない。直接の影響としてはエジプト側からの支援物資の遮断という影響ですが、ガザ地区からの難民の流入を警戒するエジプトとしては検問のガザ地区側がイスラエルに制圧されたのは非常に微妙なところ。