数学が1点では…ChatGPT、英語8割超も「東大不合格」 AI、東大入試に挑む③ - 日本経済新聞
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興味深い結果。どういうタイプの「答え」かによって、生成AIの強み・弱みが明確に出る。
まず、英語と国語の差に注目。英語は外国語としての問題で、国語はその言語のなかでの論理性などを問う問題。だから、英語は強くても国語は弱い。
理科・社会においても、世界史・化学は覚えている部分が多い。一方で物理は実質数学だし、数学は全くできない。一番クリアな正解があるように見えて、考え方・論理に関しては確率論では脆弱。なお、ChatGPTではなくAzureとかAPIでTempretureで厳密にしたら数学とかどうなるのだろう?今の生成AIは、別に「ヒトの脳の働き方」を模して作られてるものではありません。なので、できない、ってのは不思議なことでもないのかな、と。
逆に、こういうやり方で実現できるもの、ってどんなもの?、ってのをよりよく理解する助けになるのかもですね。
一言言っておけば。このところの風潮、「何ができるか」ばかりが注目され(早く金にしたい、ってのがあるのでしょうが)、「これってなんだろう?、どういうふうに機能してるんだろう?」ってのが置き去りになりやすくなってるように思います。よくない傾向で、とても憂慮しています。