【読書】「優しさ」だけのリーダーシップでは時代遅れだ
- 🧠 1年目:インテレクチャル
- 💰 2年目:自分を売り込む
- 💓 3年目:上をマネージ、下を愛す
🧠 1年目:インテレクチャル
リーダーシップは「優しさ」から「インテレクチャル」へ
リーダーシップは「優しさ」から「インテレクチャル」へ
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今回の10分読書は、「マネージャーとして働く上で大切なこと」についてです。
本書では知的なリーダーシップである「インテレクチャルリーダーシップ」が紹介されています。
思えば、わたしも人をまとめる立場になったときには「優しさ」だけで接していたような気がします。
「大丈夫?」「やっておくよ」「ありがとう」といったただの優しさだけでは、ついてきてくれる人が成長しないのだとわかりました。
タスク管理や人材のモチベーション管理に終始してしまっているマネージャーは少なくないですが、課題に対する“論点”をメンバーに共有し、それをベースに議論を行い、アウトプットを進化させる「論点マネジメント」が重要。なるほどなと納得しました。
まずはマネージャー自身が論点を見極めてチームメンバーに渡し、部下にサブ論点を立ててもらうところが肝ですね。一気に情報共有が進み上手にメンバーを巻き込めますし、一緒に議論しアウトプットの精度を高めるプロセスを通して“育成”にも効いてきます。
マッキンゼーにおけるリーダーシップの定義は、かなり幅広かったです。Client Leadership, Thougt Leadership, Entrepreneurial Leadership, People Leadershipなど。まずは何よりもクライアントへ価値を出す。すべてはユーザーのために。
ただし、それをやるためには、課題を設定してそれを分解して優先度を立てて仮説を立てるThought Leadershipも重要だし、自ら動き自ら示す"Enterpreneurial Leadership"も重要だし(それを理解するまわりのFollowershipもあわせて)、最終アウトプットを出せるチームを動かすための"People Leadership"も必要。
マネージャーごとにこのLeadershipの資質を適切に評価し、ガイドし、補完できる仕組みがあったのが素晴らしかったですね。マッキンゼーの評価の仕組みのすごさについては、↓にてお話させていただきました
https://newspicks.com/news/3698133/?ref=user_280855
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