【調査】一流アスリートが行う「儀式」の効果とは
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アスリートだけの話ではないし(記事自体も)、「儀式」は色々面白い。
儀式は、意識的にやるもの。ただ意識的にやることで、無意識的な効果が生まれる、人類の知恵といった部分があると思う。
例えば、葬儀もうそういった部分があると思う。人が亡くなることはショック。ただ葬儀という儀式を開催することで忙しくすることで思いつめないようにしたり、多くの方とコミュニケーションをとることで支援を受ける・受けやすくする、古来からの知恵が詰まっていると思う。
そして、何かを同じようにやる習慣は「無意識的な儀式」とも言える。習慣・儀式は、上記のように無意識的な効果も生む。
であれば、何かを変えたいときは、習慣を意識的に変える。何かを維持してそれによって安定化させたい場合は、習慣・儀式を意識的に作る。
スポーツ選手のゲン担ぎなど含めて、儀式・習慣を上手く使っているのはこういった効果そのものだと思う。
注目のコメント
今週のWISE LIFEは、「日常生活で行われている儀式」についてです。
ラグビーの五郎丸選手や野球のイチロー選手といった一流のアスリートは、本番前に必ず同じ動作を行っています。
本記事でも書かれていましたが、同じ動作をすることで、ストレスやプレッシャーを緩和する効果があるそう。
あなたが寝るとき、ご飯を食べるとき、運動するときに行っているその動作は、緊張を解すために行っているのかもしれません。こんな翻訳記事がNews Picksに出るとは!Ritual(儀式・儀礼)は以前から興味を持っていたことと、著者のマイケル・ノートンの記事をHarvard Business Reviewの英語版で見かけたことから、この書籍もKindleで購入してざっと目を通していたところでした。この翻訳記事のオリジナルも目にしていました。
実は他にも、『RITUAL: 人類を幸福に導く「最古の科学」』と『「儀式」で職場が変わる――働き方をデザインするちょっとヘンな50のアイデア』という2冊の書籍が最近立て続けに翻訳されていて、Ritualが静かに盛り上がってきたのではないかと思っていたところでした。
パーパスを始めとした企業文化の形成にRitualが役割を果たすことがあり、関連する実践も世界では行われています。合理的世界の先に、呪術世界から継承されてきたRitualが果たす新たな役割があるのではないかと思います。毎朝起きると、まずスマホの「おやすみモード」を切り、アップルミュージックで音楽を聴きながら、NPのコメントを書く、という儀式を行なっています。今、ビリージョエルの「Just the way you are」がかかっています。