• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

ECB理事会後のラガルド総裁発言要旨

11
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


選択しているユーザー

  • badge
    野村総合研究所 金融デジタルビジネスリサーチ部 シニア研究員

    6月理事会での利下げ開始は、先般公表された3月理事会の議事要旨で既に示唆されていた方向性であり、私も過去のピックで触れたように、、それ自体は新たな話ではありません。

    その上で、今回のラガルド総裁の冒頭説明や質疑をもとに利下げ予告の背景を考えてみると、インフレの減速トレンドが明確であるだけでなく、景気への懸念が強いことが推察されます。

    この点は、他のピッカーの方が指摘されたように、質疑の中で多くの記者が取り上げた米国との違いに関するラガルド総裁の回答に示されています。

    つまり、ユーロ圏では、個人消費や設備投資が相対的に弱い上に、米国に比べて依存度の高い外需の回復も停滞し、さらには域内主要国の財政支出が縮小方向にある訳です。

    物価安定のみが唯一の政策目標であるECBが、景気の先行きに対する懸念を主因に利下げに踏み切ることは、金融市場に対するコミュニケーションを複雑にしている面があります。

    また、ECBの場合には、これから利下げを開始する一方で、PEPPによる保有債券の削減やLTROの返済の進捗等を通じて、いわゆる「量的引き締め」はむしろ加速していくことになります。両者のバランスをどうとって行くかも、今後の課題です。


注目のコメント

  • badge
    高千穂大学 教授・国際金融論

    ECBは5月下旬に発表される第1四半期の域内妥結賃金の伸びが前期を下回った場合、米国に先んじて6月にも利下げに入ると考えられます。米国との比較で言えばユーロ圏の景況感は見劣りし、物価の減衰も速いですから利下げ幅は米国以上となりそうで、これはEURUSDの下落を通じてドルを間接的に支える効果を発揮します。年内の米国の利下げと日銀の利上げがドル円上昇に歯止めをかけ、若干の下落を招くとみることもできますが、時期はまだ先かつ程度も軽微にとどまる公算が大きく、現時点では140円すらかなり遠いと言えます。


  • badge
    追手門学院大学 経済学部 教授 兼 経営・経済研究科 教授

    ヨーロッパとアメリカの間で、インフレ率の行方や景気の強弱の違いが、かなりはっきりしてきました。
    ドルに対してユーロが売られていくのに連れて、ドル円相場にどういう影響があるのか、注目されます。ユーロ売り、円買いになるのを、個人的には期待しています。


  • badge
    NCB Lab. 代表

    全ての部門のインフレ率が2%になるまで待っていたら、2%を割り込んでしまい、健全な景気循環が生まれません。

    時速60キロで走っている車が急ブレーキをかけても、停止するまで20メートルも走ってしまいます。ブレーキをかけるタイミングはむずかしい。

    ウクライナや中東の紛争がある中で、近く利下げに踏み切る可能性を示唆。ECBの金融政策は絶妙です。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか