琉球王朝の美術品が米退役軍人の家から発見! 美術館に売ろうとしたが… | 第二次世界大戦中に「消えた」王家の宝
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注目のコメント
戦争には略奪がつきものですが、金品はもちろん、美術品も略奪の対象となってきました。
仏像や聖母子像のような宗教関係の物品も、高値で売れると見られると略奪の対象になりがちです。
今も、ロシア軍やイスラエル軍が現在進行でやっていることです。
日本軍も中国や東南アジアで非常に大規模な略奪を行ったのは、それはそうです。中には国宝級の歴史的価値があるものや、戦後行方のわからなくなっているものもあります。
文化財の来歴調査待ったなし 日本にも潜む返還問題
略奪文化財のいま⑤
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD181M20Y3A610C2000000/
米軍占領下の日本での美術品略奪は、特に沖縄において熾烈なものでしたが、全国で広く見られ、国宝を含む日本刀だけでも、万単位で米国に持ち帰られています。
GHQの刀剣接収騒動とは?赤羽刀の顛末と日本美術刀剣保存協会設立の経緯を徹底解説
https://intojapanwaraku.com/rock/craft-rock/73146/
今回の琉球王家の肖像画は、非常に運のよかったケースで、米国の博物館の倉庫などに保管されているのであればまだいいいですが、価値もわからない元米軍兵士に、米国でゴミ収集に出されてしまった国宝や重要文化財もあったであろうことを示しています。