マスク氏、テスラが低価格車の計画取りやめとの一部報道を否定
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シャオミが3万ドルEVをリリースし初回10万台を売るという衝撃もありこのまま中国勢にEVは一気に持ってかれる感がマーケットを覆っているという外部要因と、先の悪い決算と大幅にマーケット予測を下回る納車台数という本質要因でもって同社株は底抜けた下落を見せている。
その苛立ちをマスクはロイターにぶつけている。否定というより悪口に終始しておりおそらく火消しにはならないだろう。
注目のコメント
EV市場の伸びが鈍化している中、昨年までの論調が大きく変わり、テスラ叩きも増えています。
しかし、テスラの歴史は20年ちょっと。まともなクルマ(モデルS)が発売されたのが2012年で、量販車(モデル3)が出たのは2017年。そんな会社が今では200万台近くの台数(スバルやマツダの約2倍)を売っていること自体が奇跡です。テスラがいなければEVの普及自体も大きく遅れていただろう。
2022年にはトヨタの約7割の利益を稼いだ。「EVは儲からない」と言われた中でこれも奇跡。しかし、流石のテスラもずっと奇跡を続けられないというのが今の状態なのでしょう。
「小型モデルの販売を中止」という報道の真偽は分かりませんが、前田謙一郎さんが書かれているように8月8日に発表されるロボタクシーのベースがその小型EV(Redwood)であるとすれば、ベースモデル自体の開発を中止するというのは辻褄が合わない。
クルマの歴史にとって電動化(EV)は単なる動力源が変わることに過ぎず、ガスコンロがIHコンロに変わったのと大差がない。しかしコンロが勝手に調理してくれれば世界も変わるだろう。自動運転を含めた知能化はクルマの概念自体を変える。
イーロン・マスク氏は「人が運転する今のクルマ」にはもともと興味はなく、次の世界を考え始めているのだと思う。イーロンは速攻でロイターの報道を否定、数時間後にはロボタクシーを8月8日に発表することをポストしました。この一連ニュースとロボタクシー発表の解説記事をアップしました。https://newspicks.com/news/9815388
開発中止ではなく、テスラのFSD開発が順調に進み、自動運転を確立、AI・ロボティクスが加速しロボタクシーが前倒しになったという事ですね。
アメリカのMSMのネガティブナラティブは相変わらずですが、昨今のテクノロジーを読み解くとテスラのイノベーションがますます加速していくことが分かります。