【コンサル業界】マッキンゼーに「大逆風」が吹き荒れる
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タイトルはマッキンゼーでしたが、内容はどちらかというとPWCやEYなどの会計事務所系の話題が多かったように思います。
監査と税務又はコンサルの分離は10年以上前からいわれていると思いますが、海外では今問題になっているのでしょうか？
会計監査は法律で上場企業などは義務付けられていますが、マッキンゼーなどの戦略系コンサルのニーズはどういうところにあるのでしょうか？
創業オーナーが退いた後の会社の組織化などにある程度コンサルのニーズはありそうな気がしますが、このタイミングでマッキンゼーという感じはしないですが。。。それでパートナーで9億円の報酬？？
あと、NPでも時々出てきますが、元マッキンゼーの人の話の多くは、「優秀な人が多く刺激を受けた」「1年で他の会社の3年分の経験ができた」など、多くの人が踏み台にする前提のように聞こえて、パートナーとして残っている9億円、とまではいかないまでも1億円以上もらっている、本当にこの会社で「優秀」といわれる人たちの話も一度聞いてみたいと思います。
注目のコメント
多くの日本企業で、コンサルにこんな巨額の料金を払ってよいのか、という疑念があると思います。最近は企業は、金融庁からの要請もあり、アクティビストの株主との対話を進めています。アクティビストの株主はその企業が良くなることに株式を買って実際に賭けています。しかも、無料でコンサルをやってくれる。もっと言うと、コンサルとはかなり見方が違うことが、企業にも理解され始めました。コンサル業界への逆風は始まったばかりだと思います。
コンサルティングは人材の質と量に強く依存する業界です。個人の能力に頼るため飛躍的な生産性向上が難しいです。
だから、企業成長のために大量採用を続けてきました。需要が伸びている間はそれでも何とかなりましたが、需要が停滞すると一気に苦しくなりますね。
AIはコンサル生産性向上の鍵でしょう。どのタスクをどこまでAI化できるか。未だコンサルナレッジ共有・再利用が主ですが、もっとAI化は進むでしょう。強欲とかコンサルタントが有用かどうかなど色々あるとは思いますが、個人的にこの話が示唆するのは（１）誰もが失敗を犯す（２）その「種」は成功がもたらす（３）失敗したら早く気付いて修正することが重要。
先日亡くなったカーネマン教授も「自分のバイアスを気づくのは難しい」と述懐しています。失敗が致命的になる前にどのように対応するか、マッキンゼーやBCGだけでなくすべての経営者の課題です。
