2024/3/31

シティーハンター実写化に学ぶ、「マンガの生かし方」

NewsPicks マクロ・マーケット担当記者
あの『シティーハンター』が、2024年4月に実写化される。
1985年に発売され、累計発行部数が5000万部を超える往年の大ヒットマンガだ。
これまで、韓国やフランスで実写化されてきたが、日本版が作られるのは初めてとなる。
日本版の製作・配信を手がけるのはNetflix(ネットフリックス)。
ただ「ほかの映画会社などからもオファーが相次いだ」(シティーハンターの版権を持つコアミックスの西田創氏)という。
ドラマや映画の原作として世界中が争奪戦を繰り広げる日本のマンガ。
初回は、マンガを「実写化する」側の実情をお届けした。
漫画家の作品に対する想いを尊重しながら、いかに実写で新しい世界観を作るのか。
マンガのIP(著作権・版権)を持つ出版社は、この一大チャンスをどう生かそうとしているのか。
2回目は出版社のコアミックスでIP活用を担当する西田創氏に話を聞いた。
INDEX
  • 10年越しの製作秘話
  • 世界各国で誕生するシティーハンター
  • 「死屍累々」後に巡ってきたチャンス
  • 「青田買い」が増えている理由