はしか・風疹・おたふくかぜの「3種混合ワクチン」 第一三共が厚労省に承認申請 承認されれば約30年ぶり
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記事でも触れられていますが、日本でもかつては三種混合ワクチンがありました。製薬企業としては国の要請のもと出荷していましたが、1980年代以前は学童集団接種が行われており、大量に売れるため、低価格での出荷に応じていました。しかし、このようなワクチンの採算性は全くでした。
その後、ワクチン接種で稀に発生する副反応が嫌われ、国の責任論を唱える方が出てきて、国は公費接種を廃止し、製薬企業はワクチン事業はできるだけ撤退の姿勢をとりました。
その間、世界では罹病時にかかる費用負担より、全体として効率的なワクチン開発に力を入れ、ワクチン技術は、完全に海外優位に移りました。今回の三共のワクチンも、初期的なワクチンです。
人により、ワクチンの副作用は出ます。日本では、接種しない場合と比べて、その必要性を自主的に判断することになっています。海外には、そのベネフィット比較の上、強制接種を求める国が多くあります。