コンパクトシティー計画、全国市町村の3割で 住宅や商業施設を集約
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立地適正化計画の創設から、もう10年なのですね。
地元に帰省するたびに、寂れていく幼少の頃に賑わっていた商店街、不便な山の上に住み続ける人の多さを不思議に思い、地元の商店街、建築、建設に従事する友人に状況などを聞いていました。
その結果として、個人的にはコンパクトシティの必要性に辿り着き、newspicksでもコンパクトシティ推進のコメントを続けています。
個人的には、道州制規模の変革が理想だと考えてはいるのですが、大阪都構想なども否決されてしまう現状では、やりようが見つからない。
政治が音頭をとって、ある程度強制力を持たせる以外ないと思うが無理なのだろう。
現状では、このようなエリア限定のコンパクトシティを進めていく方が重要かと思います。
他でも投稿していますが、人は利便性が高く集約されて効率が良い都市に引き寄せられます。
個人の思いが強く、なかなかそうならない場合もありますが、コンパクトシティ化が進めば、マスの欲求に基づいた人の行動がさらに大きくなるはず。
そしてもう一つ大切なのは、経済的な好循環が生み出せるか。
経済を抜きに、都市は成立しないと考えているし、そのビジョンが見えないと必要な資金も集まらない。
現在かかっているインフラ維持のコストを考えると、もっと早い動きが求められるとは思うのですが、中々進まないようにも感じます。
ただ、将来を見据えると、早く行動できた都市にチャンスが多いのでは、と考えています。
注目のコメント
立地適正化計画も10年。本政策を策定した担当者の方は私の論文を読んでくれて、留学時もコンパクトシティモデルについての問い合わせをくれた方だったので印象深い。
そもそも中心市街地活性化基本計画があまりに広大な面積を指定していた反省から本制度ができてるが、いまだ大きすぎる範囲を立地適正化計画で指定してるものも多い。撤退戦が苦手な日本らしい。
が、どちらにしても日本人は東京に集まり、地方なら政令指定都市、県庁所在地に集まり、よりローカルならDID地区に集まっている。自ずと人々が合理的選択として人がいるところに移動してるので、日本は着実にコンパクトになっている。コンパクトシティ計画は定住自立圏構想とセットで推進した方がそれぞれの自治体の役割と機能もダブらずにムダの無いエリアマネジメントが可能になると考えます。住宅や商業施設等を集約するだけでなく、自治体の行政機能はネットワーク化で効率性を高めた方が効果的です。
周りに頼らずに自給自足に近い生活、特に公共サービスを必要としない暮らしが送れるのであれば、どこに住むかの自由はあるかもですが、そうでない場合はどこでも好きに住む自由や権利を主張するのは難しいものだなーと感じました。
今、私は海外(ニュージーランド)で暮らしていますが、ここでは老後の面倒をしっかりと見てくれて、豊かでのびのびとした暮らしが出来る高級老人ホーム、小さな村のようになっているところ(個別の家になっている場合もあります)が目立ちます。
個人的にはスマートシティ的なアイデアで、高齢者がどんどん増えていく地方がうまくそれで成り立っていくのかが想像できないのですが、日本の地方でも今後は老人ケアホームが集まる村みたいなのも増えていくのでしょうか。