2024/3/24

【すぐ実践】今日からできる、6つの「仏教アクション」

NewsPicks 記者・編集者
年度末が近づき、何かと忙しい時期。
慌ただしい日々が続くが、できることなら雑念に振り回されず、穏やかに過ごしたい──そう感じている人も多いのではないか。
そんな人々の悩みに応える思想の一つが、「仏教」だ。
特集1話目では、ビジネスパーソン、とりわけ経営者の間で起こる静かな仏教ブームの背景を追った。
一方、仏教と聞いて、少しとっつきにくさを感じる人も多いだろう。
コロナ禍でブームになった瞑想や座禅も、なんとなく難しそうな印象がある。
だが、企業で働く人を研修や対話を通じて支援する「産業僧」としても活動する僧侶・松本紹圭氏は「仏教は、特別な環境や技術がなくても日常に取り入れられるもの」だと話す。
そこで今回は、松本氏をはじめとした数人に、ビジネスパーソンが今日からできる「仏教アクション」を紹介してもらった。
週末のひととき、2500年間「悩みの本質」に向き合ってきた仏教から、心を整えるヒントを学んでみよう。
INDEX
  • ✔ 気になった「本」を読んでみる
  • ① 仏教の「超合理的」思考を知る
  • ②「禅」の思想に触れる
  • ③ 現代社会の課題を仏教で考える
  • ✔ ポッドキャストを聞いてみる
  • ④ 150人以上の僧侶の「声」を聞く
  • ✔ マインドフルネスを実践する
  • ⑤「掃除」で心を整える
  • ⑥「祖先」とつながる習慣を持つ

✔ 気になった「本」を読んでみる

ビジネスパーソンが仏教に触れたいと思った時、まずできるアクションとは何だろうか。
その1つとして、「本を読むこと」は身近な選択肢だろう。
書店に行けば、仏教について書かれた本がたくさん置いてあるが、どう選ぶのかは難しい。
Interbeing代表取締役で僧侶の松本紹圭さんは、本の選び方についてこう話す。