なぜワークマンの勢いは止まったのか「ワークマン女子の強化」を危険な賭けと評価せざるをえない理由
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「危険な賭け」というのはその通りで、それはワークマンとしても承知の上で勝負をしようとしているはずです。
「ワークマン女子」はカラフルを一つのウリにしていて、例えば下記パーカーは5色展開×5サイズ展開なので1品番で25種類(SKU)の在庫を抱えています。
https://workman.jp/shop/g/g2300067621261/
店舗を増やせば発注量が増えて一点あたりの原価を抑えられ、コストメリットが得られます。一方で売れなかったときに大量の在庫を抱えるリスクを負います。出店による売上増を目指して痛い目を見た小売には枚挙にいとまがありません。
ワークマンは果たして…。
注目のコメント
ユニクロの柳井さんの本に『一勝九敗』がありますが、ここまで来るのに野菜はもちろんスポクロ・ファミクロなど多くの失敗があります。ワークマンもどんどん失敗して、どんどん学んだらいいと思います。ファイティングポーズを失ったときに、会社も社員も本当に負けてしまいます。
著者はまるで業績低調の理由がワークマン女子にあるかのことを書いていますが、前期末で981店舗ある中でワークマン女子の店舗は29店舗しかない。しかも同社はその店舗を大幅に増やす計画をしている。なのでそんなのが理由な訳がないと思う。
もちろんアパレルは新分野であるから挑戦であることは認めるが、その上で少数の新業態を試し、手応えがダメなら撤退、手応えがあるなら増やすっていうのが普通。そして前の記事でもコメントしたが、コロナの影響はそれなりに大きかった。それは近年力を入れいてアウトドア分野がそのブームの影響で伸びていたこと。その反動は確実にある※ 同社はIRにて『物価高騰・コロナ反動・暖冬』とちゃんと理由を説明しているにも関わらず表面的な数字だけの憶測で書かれている感じがする。
また前回の記事でも『職人が離れている』という憶測を書いているが、それも僕は同意しない。https://newspicks.com/news/9598860/?ref=user_3372374
※スノーピークの業績が悪いことからもアウトドアの反動減の影響は小さくないことが推定される。