マクドナルドCMの炎上は“あえて”なのか? 広報部を直撃「時代にそった内容のテレビCMやSNS投稿を心掛けています」炎上の事実については
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メーカーでマーケティングをしているので、これはすごく悩ましいと常々感じている問題です。マーケティングを通してより効率的に広告効果を得ようとすると、今回のCMのような、より分母が多い生活様式や家族をターゲットにした映像になってしまうので、それがイコール前世代的な表現になってしまう。
一方で、ジェンダーイコーリティやLGBTQ+の課題は取り組むべきと思いつつ、限られた予算の中で投資対効果を得ようとするとそういった現代の価値観を広告に反映しづらい。なので、結論数字だけ見ていると価値観を広告で変えることはできなくなってしまっているんだと思います。
結局、どれくらい未来を見据えて今の消費者に届けるべきメッセージがあるのか、という観点でミッションやパーパスを沿って広告を作る=投資対効果では測れない部分をいかに経営層が「これは企業としてやるべきこと。目先の数字や理屈じゃない!」と言い切れるかが大事なのかなと思います。目先の利益に対して広告予算が組まれているメーカーがほとんどなので、なかなか広報や広告担当のみの力では動かしづらいというのが背景にはあると思います。
注目のコメント
もはやどんなCMを作ろうが、SNSで何か反応がある事は避けられないので、CMを露出した後の体制や姿勢が重要になってきますね。そういう意味でこの回答は良回答なのだと思います。
「テレビCMをご覧になった方に、お楽しみいただけたかどうか、どのようにご覧いただけたか、日々確認させていただいております。私たちがお伝えしたいメッセージを大切にしつつ、ご覧になった方々のお声も参考にさせていただき、CMの制作を行っております」ここまできたか…という感じですね。全てにおいて多様性を表現するなど到底不可能ですしその論理だとサザエさんもクレヨンしんちゃんもアウトですね。多様性を叫ぶ人たちは昔からの価値観もその中の一つとして当然受け入れるべきという感覚が抜け落ちているケースが多いです。多様性と自分の意見を押し付けることは真逆だと何故気付かないんでしょうか。
本当に「炎上」って言葉をしっかり定義して使用した方が良いと思います。
議論をよんだ。
物議をかもした。
批判的な声をいただいた。
は程度によりますが炎上とは言わないと思います。
その名の通り、議論。もっと砕けて言うと、話題になったとか。
問題はその程度。定量化する。リポストが何件とか、否定的な意見が何件とか、肯定的な意見と否定的な意見の相対化で否定的な意見が何割とか。
全肯定なコンテンツなんてないでしょ。全体主義じゃん。