「第2六本木ヒルズ」に巨大な緑 森ビル、海外人材の誘引狙う
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森ビルは常に都心に森を作るというまちづくりをしてきました。
まず、容積率を最大限に生かして超高層のビルを建て、逆に建蔽率は余裕を持たせて、空いた部分には緑を詰め込む。それを、故森稔会長はVertical Garden Cityと呼んでいました。当時は、六本木ヒルズの森タワーだけでしたが、その後着実に同様のコンセプトで高層ビルを建てて、その理想を実現してきたという話です。次の開発も、森ビルにとって突飛なものを作るというのではなく、これまでの延長線上の開発を行なって東京をVertical Garden Cityにしてしまおうということだと理解すべきです。
ちなみに、三菱地所や三井不動産など大手デベロッパーも開発プロジェクトでは緑重視するとは言っていますが、「緑被率」という概念で開発を進めているのは、私の知る限り森ビルだけです。
新しい開発で住宅が売りに出たら、いい間取りの区画を一つ買いたいと思う人は少なくないと思う。管理に手がかかる軽井沢や那須の別荘より快適そうです。いよいよですね。六本木のロアビル周辺は駐車場だらけになっており、いよいよ開発が進むな、というのを実感します。何もないので、夜は少し怖いくらいです。
非上場の大企業の象徴の会社だと思いますが、だからこそ、長期の事業に取り組める。東京の価値をあげ続けてくれる会社だと思います。今後も非上場を貫いて欲しい