プーチン大統領、圧勝で5選 87%超、史上最高得票
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プーチンにとって選挙は勝つことが目的ではなく「圧勝」しなければいけません。以前、小泉悠先生に取材した際は「投票率7割×得票率7割で国民のほぼ半分が支持」というが基準があると述べていました。
今回は投票率が74.2%、得票率が87.8%と、それを上回る水準でした。野党系の指導者は獄中死、反戦を訴えたら連れて行かれるという国なので、私達が知る民主的な選挙ではありませんが。
プーチンが勝ったことで、表面上は何も変わらずウクライナ戦争が続くことになります。ですが、今後変わることもあるかも知れません。一応、プーチンと言えども国民からの信任を気にするため、できないことは今までありました。
それの一例がいわゆる「総動員」です。戦争を緩やかに支持したり関心がなかったりする層の人達も、自分が戦地に行かなければならないとなると、話は別。22年秋に部分動員をかけた時にも、ロシアから脱出を試みる人たちの行列ができました。
選挙も終わったことだしと言って、よりプーチンがフリーハンドで「支持されない」ことまでやり始めるリスクはあるでしょう。
https://newspicks.com/news/6714531投票率は74%とされており、
プーチン大統領の得票は全体の88%
あとはロシア共産党とかの候補が4%取っているくらいです。
なお、プーチン政権がロシア領に組み込んだウクライナの領土では、プーチン大統領の得票率が、
ドネツク人民共和国 96%
ルハンスク人民共和国 95%
ザポロージェ 93%
など、ロシア全土と比べても際立って高い得票率になっています。戦後日本で生まれ育った身としては欧米的民主主義が理想であるという価値観に染まっていますが、先日出ていた世界で民主主義は後退しているというニュースを見て色々考えさせられました
あえて逆から考えてみると、政治を何もわからない民衆に委ねるというのが本当に正しいのか、そんなのは単なる理想論に過ぎず、その理想を信じる一部の国と地域が民主主義を選択しているだけであり、本来は強いリーダーが引っ張るものなのでは?という思想は、ある意味オーナー経営者と雇われ経営者の対比とも通ずるところがあり実は答えがない問いな気もします
絶対権力を握ったリーダーのほうが確かに良いパフォーマンスがでることもある。ただしその人が本当に優秀であればという注釈はつくし、権力は常に腐敗するというのは古今東西問わず真理。民主主義は短期的なパフォーマンスは下がるとしても、壊滅的な打撃を被ることを防ぐための手法とも言えるのは国家運営でも似たところがあると思いました
【引用】
世界の民主主義、冷戦期並みに後退 南アジアや東欧顕著
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD050SY0V00C24A3000000/