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マイクロプラスチックが健康に影響することがわかった血管疾患を起こす可能性が高い

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    もちろん一つの研究が全てを明らかにできるわけではないものの、これは比較的重要な研究だと思います。

    これまで他の動物で指摘されてきたように、人間でもマイクロプラスチックやナノプラスチックが健康リスクにつながる可能性が前向き試験で初めて示唆されています。

    マイクロプラスチックやナノプラスチックはその小ささから容易に血流にのって全身の臓器に取り込まれることが知られています。その「臓器」には血管も含まれるわけですが、血管におけるマイクロプラスチックの存在が、心臓の病気のリスクの2倍以上の増加と関連するということがこの研究で示唆されています。

    これはもちろん、他の交絡因子の存在を否定できるわけではなく、直接的な因果関係を保証するものではないですが、今後の研究を促進し、プラスチックの使用拡大に警鐘を鳴らすのには十分なものかもしれません。今後、発がんリスクなどについても明らかにしていく必要があるでしょう。私たちは、手遅れになる前にプラスチックとの付き合い方を真剣に考え直さなければならないのかもしれません。

    参考文献
    https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2309822


注目のコメント

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    総合内科医 医学博士

    医学界で最高峰の雑誌であるNEJMに掲載された論文についての記事です。首の血管の動脈硬化がある患者さんに対して、手術で切除したプラークにマイクロプラスチックの成分が多く含まれている場合、含まれていないものと比較するとその後に心血管疾患で死亡するリスクが前者の方が高いことが示されています。これまであまりなかった種類の研究結果であり、今後同様の臨床研究が増えてくるかもしれません。


  • Polymer manufacturing industry Principal Research Scientist

    マイクロプラスチックがプラーク形成を誘発したのか、プラークにマイクロプラスチックが検出されたのか。全く意義が異なります。今回の結果は後者であって、前者を示唆することは少々飛躍ではないでしょうか。プラスチックは疎水性(∝親油性)が高いため油滴に取り込まれやすいわけですが、プラスチックを包含した油滴がそのまま細胞を経由して血管に取り込まれる機序が謎です。

    >研究室の環境からプラスチックを取り除くための予防措置を取ってはいるが、研究中に汚染された可能性を完全には否定できないと彼は認めている。
    Controlを設定するなどして、そこはしっかり否定しないと・・


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