米国株式市場=S&P・ナスダック下落、半導体株が安い インフレ指標控え
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きょうの米株式市場でダウ平均は小幅続伸の一方で、IT・ハイテク株が売られ、ナスダックは反落しました。
前日の米消費者物価指数(CPI)は高い数字となったものの、FRBのスタンスに変化は与えないとの見方から、S&P500は終値ベースで最高値を更新しました。
エヌビディア<NVDA>を始めとしたIT・ハイテク株が上げを先導。
本日はその上げも一服し、明日の米生産者物価指数(PPI)や小売売上高、そして来週のFOMCといった次の材料を待ちたい雰囲気が広がっています。
エヌビディアやAMD<AMD>、テスラ<TSLA>が下落。
テスラについてはアナリストの同社株に対する警戒感が広がっており、強気評価の割合が2021年4月以来の低水準まで落ち込んでおり、きょうもアナリストが成長が鈍化するとして、投資判断を「売り」に引き下げました。
テスラの販売台数は今年横ばい、2025年には減少を予想しており「成長のない成長企業」と評しています。
一方、ファンダメンタルズについては「FRBがこの景気サイクルを終わらせるとは考えていない。最終的にこの景気拡大の終わりを決めるのは、何らかのショックが有無だ。そうでなければ、かなりの期間、後期サイクルとみなされる状態になる可能性がある」との指摘も出ていました。
金利落ち着いておりVIX若干下がりGREED継続です。
原油価格ジワリ上昇でインフレ高止まり懸念は残ります。
取り敢えず一服ですね。