ワールドが過去最大規模の大なた不採算店を閉鎖へ、ブランドの撤退も
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アパレル業界の人の感覚を聞くと、やはりワールドのような中価格帯のブランドの売上の戻りが遅い/減少が継続しているとのこと。
海外展開にきちんと成功している日本の会社がユニクロ位で皆無ななかで、下の価格帯から街着としても受け入れられ始めたユニクロの侵食を受け、勢いを取り戻しつつある高価格帯は海外ブランドに抑えられたまま。
そしてやはりそもそもの若年人口減による市場の縮小で未来も明るくはない。(ウェブに代替されてるとはいえ、ファッション誌の部数減は凄まじいらしいです)
例えば三陽商会がバーバリーを失ったのも、本体がブランドイメージの引き上げが必要と判断してのこと。
活路はは海外展開なんでしょうが、今のところユニクロ位しか先が見えているところがない。
この下降傾向を脱却するには、たとえば八木通商のマッキントッシュのように、海外のブランドを根本から抑えて外で勝負する姿勢が必要なのかもしれません。
なんか「ユニクロ」ばっかりですが、日本企業という意味では本当にそういう状況らしいです。
【追記】
経産省は「国内上位企業の7割以上が海外比率10%未満に留まっているとした」とのこと。
https://netshop.impress.co.jp/node/392
そしてHashash愛されてますね。18年ぶりに社長が交代したワールドさん。畑崎氏が作った専門店チェーンを、義弟の寺井氏がSPAの会社としてすべて入れ替えたものの、百貨店低迷のあおりを受けて低迷しての社長交代。先日TSIホールディングも大規模なブランドリストラを発表していましたが、アパレルはどこも試行錯誤ですね。
上山社長はカーチスホールディングス、長崎屋、GABAでも辣腕を振るわれた数少ないプロの経営者。苦しい局面ではありますが、しがらみに囚われず、厳しい判断を下される男気を感じる方です。
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