三井物産出資の米新興、植物由来の航空燃料を量産 - 日本経済新聞
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廃油ではなく植物由来のSAF。バイオエタノールは昔からあるが、そのエタノールをさらに加工することでジェット燃料(ケロシン)を作る、と。
SAFについては、そのトップのNesteについて動画で分かりやすい下記も併せて。
【時価総額3兆円】高値でも、飛ぶように売れるリサイクル商品
https://newspicks.com/news/9625856環境省のロードマップでも「こいつが一番有望」という記載になっていたかと思います。
航空燃料、とかケロシンとか言われると、そこで思考が停止するのだと思いますが、要は灯油みたいなもん、化学構造で言うとエチレン(CH2=CH2)がつながったもの、もっといえばプラスチックとして使ってるポリエチレン(長いひもみたいな分子です)の短いやつ、です。
バイオエタノールはCH3CH2OH、なので、水(H2O)を取り除けば(高校の化学思い出して、笑)まさに上のエチレン、です。
三井物産さんが海外で、というニュースですが、三井化学さんが「バイオエタノールの輸入を開始する」って発表もしてますので(彼らはポリエチレンの世界的大手、です)、そのうち国産も出てくることになるのでしょう。
植物油を原料に、ってのが話題をさらってますが、「油脂」はいくらか化学構造が違いますので、厳しいことを言えば「ぱちもん」だったりするのですよね(笑)。別な化学処理して「性能を満足するように」しています。