メルカリの「タイミーつぶし」超短期バイト新事業の全貌、乗り越えるべき「課題」
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注目のコメント
個人的にもとても興味のある参入です。OpenWorkも600万人のユーザーを抱え、ときどき別領域への参入を検討しますが、いつもたどり着く結論は「ユーザーが欲しがっていない情報を提供することは本業にも悪影響を及ぼすのでは」ということです。
メルカリの利用ユーザーは、「不要なものを早く売りたい」「欲しいものをお得に買いたい」あたりが目的で集まっており、ギリギリ「自分の時間を有効に使ってお金を稼ぎたい」というスポットワークの利用目的に被りそうだと感じています。一方で、売り買いをするということと、働くということは天と地ほどの差があり、ユーザーが本当にスポットワークの情報を欲しがっているかは疑問が残ります。(記事内のデータだと十分にありそうですが)
いずれにせよ人手不足にはインパクトのあるサービスですし、プロダクトの横展開の事例としては研究しごたえがあるので、とても楽しみにしている参入です。タイミー経験者としては新規ユーザーに対して案件の種類が多いのはハロで、最初にどちらを使うか比較した時にハロは対象になると思います(案件種別はほぼ同様。強いていうならハロの方がインタビュー関連の仕事が少ない)。一方、今まで積み上げてきたタイミーの評価を捨ててハロに移行するのはハードルが高いため、移行者は少ないかもしれません。メルカリ自体はヘビーユーザーなので、その評価が反映されればハロに移行しても良かったのですが、完全に独立していたのが残念でした。とはいえログインの速さが異常なところは驚きましたが笑
今労働集約的な仕事で、大量のパートを必要とする現場は、スポットワークなしには回らないでしょう。それほど人手不足は深刻です。観光地でも掃除ができないからホテルの稼働は8割だし、レストランなどあけられないこともあります。
タイミーなどのスポットワークマッチング市場は時代のニーズをとらえたからこそ、大きく成長したのでしょう。岩本さんのコメントにあるように、「業界を横断した最低時給」が形成されつつというところも素晴らしい。メルカリは後発ながら、「潜在的なワーカー」を顧客にしている。メルカリで稼ぐ人とスポットワークは確かに相性がいいと思います。