CBDC導入の是非、国民的議論経て決まるべき=植田日銀総裁
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CBDC導入を進めるにせよ、しないにせよ、中央銀行として、民間での議論に先行されて後手に回ることだけは避けたいという思惑が垣間見える。導入論議を門前払いすることはせず、(どう結論づけるにせよ)議論することには前向きな姿勢を見せることになるだろう。
注目のコメント
CBDC関しては、欧米で議論が後退しているようです。理由は簡単で、プライバシーの侵害に繋がるからです。まさに水清ければ魚棲まず、現金はあっで然るべき存在だと言うことのようです。
結局、暗号資産だろうと、デジタル通貨だろうと、ハードカレンシーの現金への交換性が担保されなければ、そしてそれが非公式経済でも成立しなければ、意味をなさないと私は考えています。分かってはいたものの、それを見事に実証したのが、エルサルバドルの経験です。国民に聞く前に、CBDCを発行する大義を明確に打ち出すべきです。クリーンで安全なデジタル社会の創出とか、デジタル通貨による経済成長の加速とか。
その上で、利用者やマーチャント、金融機関のメリットをわかりやすく伝えるべきですね。