2024/3/5

【石破茂】非主流派でも「次の総裁は俺だ」と言わない理由

NewsPicks 編集部記者
自民党の派閥パーティーをめぐる裏金問題が明るみになってから、およそ3ヶ月。
しかし、未だに事態が落ち着く様子はない。
岸田内閣の支持率が「危険水域」とされる2割台をさまよう中、依然として注目を集める人物がいる。
非主流派の「象徴」、石破茂・元幹事長だ。
報道各社の世論調査で「次の首相にふさわしい人」という項目があれば、多くの場合、1位に名が挙がる。
これまでも派閥のあり方や党運営について、問題点を指摘してきた石破氏。
派閥解散が相次ぐ現状や、秋に予定される自民党総裁選への意気込み、そして「意外な」岸田首相評まで。
NewsPicks編集部のインタビューで、大いに語ってもらった。
石破茂(いしば・しげる)/衆議院議員(鳥取1区)
1957年生まれ、鳥取県出身。慶大法学部卒業後、三井銀行(現・三井住友銀行)入行。1986年7月、旧鳥取県全県区から全国最年少議員として衆院議員初当選。以来、12期連続で当選し、 防衛相や農林水産相、自民党幹事長などを歴任。大の鉄道マニアとしても知られる。
INDEX
  • カネよりも大きい「派閥の弊害」とは
  • 岸田文雄を「嫌いじゃない」理由
  • 政治が「出世すごろく」ではダメだ
  • 永田町の感覚は、おかしい
  • 今、日本が真っ先にすべきこと