【直撃】「日本のトイレ」がアカデミー賞候補になった真相
コメント
選択しているユーザー
ロケの公園で毎日運動していたコロナの時、撮影は行われました。近所の方々のパーフェクトデイズ見ました?というお話で映画の撮影と。
西川美和の素晴らしき世界を引き継ぐような印象、
ヴィムの小津的構成は違いがありました。
素晴らしき世界の主人公三上が、別の人生でトイレ清掃を行っていたら、のような。
役所さんのパーフェクトデイズの平山が幸せだと思います。
毎日を生きているんですからね。
さびしさを人で埋めたり、虚無感を無理に埋めたりしなくてもいい。
平山は、社会に関わって生きてる。トイレという場所で。
人との関わりも一定の距離で。
さびしさは、決してネガティブではない。
これも一つの素晴らしき人生でパーフェクトデイズです。
平山を幸せではないのかもしれない、というネガティブなイメージは素晴らしき世界の物語でしょう。
注目のコメント
昨日、友人とこの映画の話をしていたところでした。友人は先月ドイツへ行ったのですが、トイレに神様がいるという話をドイツ人にしたところ、キョトンとされたそうです。一神教の人たちには、八百万の神の存在を理解することはむずかしいようです。宗教において、日本は多様性が最も進んだ国です。世界が宗教の多様性を容認すれば、戦争はおさまるのではないでしょうか。
「もし『PERFECT DAYS』の舞台がロンドンだったとしたら、本格的なホラー映画に仕上がっていただろう」という指摘はなるほどと思いました。文化の違いってこういうところなんだと。
他人との比較ではなく自分が満たされているかどうかということを考えると『PERFECT DAYS』を過ごしている人は結構いるのでは(気づいていない人を含め)。『PERFECT HOURS』くらいかもしれませんが。「最も個人的なことが、最もクリエイティブだ」
と、マーティン・スコセッシ監督の言葉を引用したポン・ジュノ監督のスピーチを思い出します。
「パラサイト 半地下の家族」で2020年アカデミー賞を受賞した際のスピーチでした。