The fast rise of Nikesh Arora at SoftBank
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注目のコメント
ソフトバンクのニケシュさんの最新インタビュー。
ニケシュさんと直接働いている人はみな、彼の極めて高い能力を絶賛しています。創業者が若く、これ以上上がないところよりも、トップが狙える場所に移動したということでしょうか。
個人的にはこの発言がささりました。
If we can find five to ten people to work with every few years we’ll build for the future
それを本当にできる力があるように思えますし、実際その実績もありますね。Softbankで孫さんに次ぐNo.2に名実ともになったNikeshの最新インタビュー。いま彼の一挙手一投足に大注目が集まる。昨年秋にSoftbankに参画してから、インドやインドネシアで矢継ぎ早の投資決定。圧倒的なスピード感。依然として国内からの売上が大部分を占めるSoftbankの成長は、海外ビジネスをいかに広げられるかにかかっている。そして、その先頭で舵を切るのがNikesh。そして、当初はやはりスタートアップへの先行投資が鍵となるのだろう。
琴坂さんも指摘されているように、Nikeshと孫さんの間で共有されているスタートアップ投資と企業成長の考え方が興味深い。
"We sat down and said: How do you create innovative companies for the long term? One way is to find the entrepreneurs and nurture them. If we can find five to ten people to work with every few years we’ll build for the future."
長期的な視野でイノベーティブな企業をつくり上げるには何が必要か。それは、将来性のある起業家を見つけて、育てていくことだと。そして、そうした起業家を数年のうちに5人から10人見つけられれば、我々は未来を作り上げられるはずだと。これは、孫さんが創業間もないYahoo!のJerry Yangに会って速攻で投資を決めたケース、同じように早々とJack Maに会って投資を決めたAlibabaのケースからも孫さんの中に息づいている思想みたいなものだろう。そして、いま彼らの鋭い視線は間違いなくアジア市場に向けられている。ソフトバンクに関して、ニケシュ・アローラが後継候補となったことから、氏の言葉を理解する（そして日本以外の拡大）という観点で、英語情報が今まで以上に重要だと思う。こういうPickは嬉しい。
氏は、Googleで創業者の二人+シュミットの次の経営幹部で、実質的にはCEO的に動いていたと言われている。にも関わらずなぜソフトバンクに移ったのか？このインタビューで明確には答えていないが、ヒントは多くある気がする。例えば下記。
なお、下記記事にあるように氏のGoogle時代の報酬パッケージには、辞めた際にもらえない部分があったが、それは取り消された。記事が書いているように、ソフトバンクとGoogleが色々な部分で協業を深めていくという示唆であると思う。
http://www.cnbc.com/id/101848849
『when he does a deal he acts boldly, without nickel and diming anything. That’s when we became friends. He is always true to his word and focused on the big picture.』
