米、最大規模の対露制裁で500超標的 バイデン氏「プーチンに代償」 ナワリヌイ氏死亡でも ウクライナ侵略から2年
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米国、英国、カナダ、EUが同時に制裁を発表しました。
これら欧米諸国がウクライナへの支援としてできることは主に3つあります。
① ウクライナ政府への金と兵器の供与
② 自国の早期警戒機などを黒海の公海上で飛ばしてロシア軍の位置情報をウクライナに教えること
③ 経済制裁でロシアの経済全体と軍需産業を弱体化させること
③ですが、軍需産業を弱体化させるのにはほぼ失敗しています。ロシアと中国が貿易できる限りは何でも手に入るので効きません。
ロシアの経済全体を弱体化させるのには、世界でも3本の指に入る産油国であるロシアが原油輸出で儲からないようにするのが肝になります。
これも、中国やインド、トルコが買うので、効果は限定的です。
ロシアに対する制裁は、国連ではロシアと中国が反対する限りは通せないので、各国の法律で個別にやることになります。
欧米諸国や日本でロシアの原油やガス、金、ダイヤモンド等を売れないようにすることはできます。
しかし、中国、インド、トルコなどについては、これらの国の政府が取り締まらない限り、買い手はいる、という状況です。これは、欧米諸国や日本の経済が相対的に小さくなった結果でもあります。先日取材したイアン・ブレマー氏によると、ナワリヌイ氏の死は共和党議員の姿勢にも変化を及ぼしているとのこと。ウクライナ追加支援の承認が近づくのではないかと分析していました。近くインタビューを掲載します
口を押えても鼻から楽に呼吸できるという状態です。販路の変更にしかなりませんし、なにより化石燃料の高騰で経済的に潤っています。
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