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人口7割のドイツにGDPで抜かれた日本「世界4位で騒ぎ過ぎ」と語る人たちが分かっていないこと

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    立教大学ビジネススクール 教授

    円安と放置するか、ここで一気に危機感を高めるか、大きな分岐点になりそうですね。


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    フューチャー株式会社 取締役兼フューチャー経済・金融研究所長

    拝読致しました。実体験に照らしても、共感する所が多くございました。

    ・本当に円安は一時的と考える市場参加者が多数であれば、為替レートは直ちに円高方向の力が働く筈です。理論的に詰めて考えるほど、現在市場で形成されている為替レートを前提に考えざるを得ません。

    ・実際、IMFの各国の議決権を定める「クォータ」の計算式でも、(一部PPPも配慮はされてはいますが)基本的には市場為替レートに基づくGDPが主な決定要素とされています。

    市場為替レートに基づくGDPが、国際機関のポスト取りなども含めた日本の様々なプレゼンスに影響を与えることは、リアリズムとして認めざるを得ません。その上で、では日本としてどういう価値を創っていけるかを考えていくことが必要と思います。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    日本の成長に急ブレーキがかかり始めた1990年の経済規模を100として実質GDPの動きを追うと、新興国から急成長した中国の46倍はともかく、韓国は6倍、米国は4倍、ドイツも2.5倍になっています。フランス等欧州の主要国はほぼ2倍から3倍です。それに対し日本は1.3倍に過ぎません。
    GDPは国民が働いて日本で生み出すモノとサービスの価値の合計額ですから、極端な話、それを日本で一切使わず全て外国、例えば米国に売り払えば「ドル建てGDP」相当の代金が米国から手に入ります。このドルで日本人は石油でも天然ガスでも鉄鉱石でもトウモロコシでもルイ・ビトンのバッグでも買えるのです。そう考えると、ドルベースのGDPは、世界の中で日本の政府と国民が分けて使える日本の所得だと分かります。日本が生み出すモノとサービスの量の増加ペースが欧米諸国に大きく見劣りする上に、それを評価する円の価値が急速に下落したのだから堪りません。
    円の価値の下落が投機的な要素のみに基づくものならいずれ購買力平価の水準に戻ることも期待できますが、円の実力(≒実質実効為替相場)は日本が世界に提供できる国際商品の価値の低下を反映して下がり続けているのです。世界に提供できる商品の価値が下がって円の実力が落ちれば、国内で生産され国内で消費されるサービスの世界の中での価格も下がります。かつて日本人が新興国に出て感じたホテル、飲食、その他諸々の地産地消のサービスがタダ同然に安かったのは、円の実力の土台になる日本が生み出す国際商品の価値が高かったからで、今はその反対の現象が起きているのです。
    ドルベースのGDPでドイツに抜かれたこと自体は世界における日本の位置づけの印象が変わる程度の話ですけれど、低成長と円の価値の下落の結果、日本が世界の中で貧しくなり続けていることは明らかです。唐鎌氏が発する警鐘はその通りだろうと思います。日本は大丈夫、日本は素晴らしいと思いたい気持ちに阿ってドルベースのGDPに意味はない、円安で見掛けのGDPが減っただけ、と主張して日本を低成長に追い込み円の価値の下落を無視する風潮は、極めて危険であるように感じます。
    前年にベルリンの壁が崩れインターネット等が普及し始め、世界の経済構造が急速に変わり始めたのが1990年。そこを境に日本が停滞に陥った要因を、改めて顧みる必要がありそうに思います。


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    株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

    日独経済比較分析については5年前の2019年に拙著「アフターメルケル」で詳しくやらせて頂いておりますが、今議論されていることは当時とほとんど変わっていません。日独GDP逆転についても1年前から概ね可視化されていた話ではあります。

    この点、ドル建て名目GDPという尺度に疑義を唱える向きもあるようですが、現実問題としてそれ以外に経済規模を比較する方法はあまりないとは思います(比較してどうするんだ、という争点はあるかもしれませんが)。

    とりあえず人口に劣る国な抜かれたという事実は割と大きな話だと私は受けとめてはいます。


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