シャープ「1億円減資」断念 批判考慮、5億円に
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注目のコメント
ちょっとこれは理解が必要なのですが、もともとは日経新聞の報道で、
「経営再建中のシャープの財務改善策が8日わかった。(中略)14日に2015年3月期の決算と合わせ発表する。(中略)主力2行も減資に合意しているもようだ。(中略)」
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXLASGD08H5T_08052015MM8000
と観測記事が出されたという経緯で、本体から発表があったわけではないですよね。
シャープ自体も否定しています。こう書かれるとシャープが思慮不足で決めたことを撤回したように見えますが、そうではなくて、決定前の不正確な情報をもとに断定的な報道をして、シャープは迷惑を被ったという構図では。
http://www.sharp.co.jp/corporate/ir/pdf/2015/150511.pdf
普通、この規模の企業がこういうことを検討するときはお上にお伺いをたてるので、こういうことにはならないはずです。観測記事を書くな、とは言いませんが、経緯は正確に書いていただきたいものです。岡田さんに同意。批判考慮するより、どうせやるなら死に物狂いで税メリット含めてとるべき。ammennilさんに被せるが、中小企業とはさすがに言わないが、スズキ・鈴木修会長の「俺は、中小企業の親父」と言い切れるような、愛嬌としたたかさともっている人が経営しないととも思った。
<追記>日経の先走りかはともかく、5億円だろうと1億円だろうと、大幅減資するなら、国が何と言おうとメリット取れる1億円への減資をすべきだったということが、「経営の論点としては最重要」だと思うので、追記した。<追記終>