(ブルームバーグ): ソフトバンクは21日、宮内謙会長(74)が特別顧問となり、今井康之副社長執行役員が会長に就く人事を発表した。いずれも4月1日付。

発表によると、宮内氏は会長・社長としての経験を生かし、今後は特別顧問として、社外活動などを継続するという。6月に開催予定の定時株主総会で任期満了により取締役を退任する。

宮内氏は1984年に、日本ソフトバンク(現・ソフトバンクグループ)に入社。ソフトバンク・コマース(現・ソフトバンク)の社長やボーダフォン(同)の副社長を経て、15年にソフトバンクの社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格した。

在任中にはソフトバンクの株式上場を率いたほか、当時官房長官だった菅義偉氏らが主導した携帯電話料金引き下げの取り組みなどにも対応した。

経営層の世代交代を図るとして、21年にソフトバンク会長になり、23年に代表権を返上していた。

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