大阪万博会場に2億円トイレ 経産相「高額ではない」
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何かと物議をかもすトイレです。大阪城の再建用に切り出された「残念石」の問題に加えて費用も焦点になりました。社会に支持されているイベントなら問題にはならなかったかもしれませんが、いずれ壊す施設に多額のお金を投入することへの反感は強まっています。こうなると通る理屈も通らなくなります。能登半島地震に回すべきという正論はまさにその通りであり、しんどい万博になりそうです。
テレ朝の報道から引用します、
、考古学の専門家はこのように話します。
同志社女子大学 山田邦和教授(考古学)
「石垣の石として切り出されたものであるというものが、全く別の建物の素材として使われるということに非常に違和感、いわば残念な気持ちを持ったわけであります」
さらに、これまで木津川市に向けても、残念石の保護活動に力を入れるよう訴えてきたという城の専門家からはこのような指摘も。
名古屋市立大学 千田嘉博教授(城郭考古学)
「本来横にして使うものだし、それぞれ刻印があって、この刻印というのが台帳とも照合できる。何番の石を持ってこいということで、極めて合理的にスムーズに無駄なく大阪城の工事現場にその石を運ぶことができる仕組みを整えていた。極めて重要な歴史の情報ですから、その石を立てて使ってしまうとその情報を見ることもできない。とても心配している」テレ朝の記事によると8か所(よく確認したら40箇所だった、まちがい失礼)に約1,650基のトイレを設置するという。つまり1か所当たり約200基(ではなく40基)。1か所を若手デザイナーさんを主体とした事務所が2億で受注して、それが高い・安いを議論しているのかな。
2億で40基のトイレが高いか安いかは公共工事の単価を調べれば分かるんじゃないかな。記事にするならそれくらいはして欲しい。トイレは便器を設置するだけじゃなく、建屋工事や給排水衛生配管工事も必要だし、照明などの電気工事も必要なので、思っているよりは高いだろうなという想像はつくけどね。
建設現場で使うような仮設トイレでもええやん、という人もいると思うけど、恐らく数万人規模が毎日来場してトイレをするわけで、し尿の回収だけでもめっちゃ大変なのは想像がつく(しかも1日じゃなくて開催期間中毎日でしょ)。恐らく行政も馬鹿じゃないから、仮設+し尿処理と本設+電気水道代を比較して後者の方がメリットあり、と判断したんじゃないのかな。
参考
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000337613.html?display=full2億円トイレ。。バブルの頃は1億円トイレがありました。トイレの便器のみなら純金のトイレですか?と思いますが、二箇所のトイレの建物も込みのお値段のようです。万博後も利活用するなら良いのですが、直ぐに壊すならただの無駄遣いでは。能登の名物としてつくるならまだわかりますけど。。