シンガポール、持続可能な航空燃料「SAF」の段階的導入発表

コメント

注目のコメント

• 土屋 武司

  東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

  ・2024年02月20日

  アジアはシンガポールが中心．シンガポール・米国に加え，シンガポール・日本の協議も本格化し，３カ国で持続可能な航空燃料（SAF）の利用促進に関する「グリーンレーン構想」を提唱中．
  今検索して気が付きましたが，「自由で開かれたインド太平洋」というニュースで良く聞くプランの一つにも挙がっているのですね．
• 西村 勇毅

  日揮ホールディングス株式会社 プログラムマネージャー ／合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY 最高執行責任者COO

  ・2024年02月21日

  シンガポールには世界一のSAF製造会社であるフィンランド、ネステ社の工場があります。SAFは欧米を中心に使用の義務化などの法整備が進んでおり、日本も同様の動きを見せています。このように大きな需要が見込まれている一方、製造コストが高いため販売のリスクも高く、現時点では供給量は限られています。従って欧米やシンガポールの様に制度面が充実している国に投資がなされ、新たな産業が生まれていきます。SAFは原料がネックとなるので、この流れに乗り遅れると海外で製造されたSAFを単純に輸入しなければならないという状況となってしまいます。