2024/2/10

【保存版】年1000冊読む社長が激推しする「仕事に効く漫画」9選

NewsPicks編集部
漫画『キングダム』が、「一番売れているビジネス書」と話題になったのは、記憶に久しい。
だが、「他にも、ビジネスや経営のヒントが眠っている漫画はたくさんある」と主張するのは、『武器としての漫画思考』(PHP研究所)著者の保手濱彰人氏。
東京大学の起業サークル「TNK」の創設者としても知られる人物だ。
学年最下位の成績から、とある漫画との出会いを機に一念発起。苦手だった勉強を克服して東京大学に現役合格。
在学中に起業してからも「共同創業者が全員離脱する」「事業がうまくいかず、3億円の借金を抱える」などの危機を、すべて漫画で乗り切ってきたと語る。
保手濱氏に、若手社員・管理職・経営者それぞれの、仕事の悩みに効く「おすすめ漫画」を聞きつつ、漫画で得た学びをビジネスシーンに生かす方法を伝授してもらった。
INDEX
  • 漫画に「人生」を救われた
  • 若手向け:仕事への「構え」がわかる漫画
  • 「経営者の視点」が学べる漫画
  • 本質的な戦略論を説く漫画
  • 管理職向け:「人間理解」が進む漫画
  • 「信念とは何か」に迫る漫画
  • 「フェアさ」の重要性がわかる漫画
  • 経営者向け:自身の「哲学」を深める漫画
  • 「刺さるセリフ」を集めよう

漫画に「人生」を救われた

── 本書のタイトルは、『武器としての漫画思考』。保手濱さんは経営の傍ら、月100冊以上漫画を読み続けているそうですね。
漫画がなければ、今の自分は絶対にいない──。
そう思えるほど、私の人生は、漫画に救われ続けてきました。
たとえば、受験を控えた高校3年生のとき。当時は成績が学年最下位で「このままだと人生が終わる」と、半ば諦めモードでした。
そんなときに、たまたま手に取った『寄生獣』という漫画のセリフを読んで覚醒しました。