第一生命H、9日からベネフィトTOB開始-異例対抗案に軍配上がる
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従業員へのウェルネス推進は企業にとって重要な人事政策となっています。企業従業員の利用が多いベネフィットワン。第一生命としては、顧客獲得チャネルとしての利用を考えているのでしょう。生命保険の付加価値サービスとして他社にない味を出せるかもしれません。
第一生命社とTOBされる会社は、確かに素人目で見てもシナジーがありそうな気がする。非保険事業の育成は急務なんだろう。
一つ大きな疑問は、今回のディールに関して買収する側、される側(の親会社)共にアクティビストの株付けのある会社と公表されていること。
もし自分がアクティビストでありコーポレートアクションを起こしたいのであれば、株主なんて公表されているベースで大体わかるんだからM&Aマッチングについて連絡とったりするのではないか?
しかも買う側と売る側にコーポレートアクションを望む投資家がお互い存在すれば、今大量保有制度で議論されている共同保有には抵触しないのではないだろうか。法務は詳しくないので予想だが。
いづれにしても、今年に入ってから顕著なMBOやTOBは、アクティビストを気にする必要性が高まったと言えるのではないか。