2024/2/5

【真相】GAFAMで「大量レイオフ」が続く理由

NewsPicksでは毎日、世界のトレンドの背景を追うシリーズを開始しています。月曜日は「Must Read(今週のビッグテーマ)」です。
INDEX
  • 巨大テックでレイオフラッシュ
  • 人員削減、3つの背景
  • 薄れるクビへの抵抗感
  • 「ZIRP企業」がヤバい

巨大テックでレイオフラッシュ

メタ(旧フェイスブック)のマーク・ザッカーバーグCEOが、今年は「効率化の年」になると宣言したのは2023年のこと。すぐに、従業員の3分の1にもあたる大量の人員削減が始まった。
アマゾンやグーグル、マイクロソフトも数万人を削減した。
対象者は大変だったが、これらテック大手の経営は順調だった。
順調どころか株価は大幅に上昇したし、生産性が向上した部門もあった。2022年後半以降、従業員の80%近くを削減したX(旧ツイッター)も同様だ。
これに気がついたよその会社の経営者たちが動き始めた。