「日本からデカコーンを」。韓国VCが日本SaaSに賭ける狙い

NewsPicks マクロ・マーケット担当記者

韓国を代表するベンチャーキャピタル（VC）のAtinum Investment（エイティナム・インベストメント）が日本のスタートアップに対する投資を始める。

BtoCのスタートアップが多い韓国で、SaaSやBtoBに多く投資しているのがAtinumの特徴。日本でも、SaaSに投資の照準を定める。

2023年に組成した900億円のファンドの運用責任者を務めるジェリー・C・キム氏は「日本からデカコーンを生み出したい」と話す。

なぜ今、日本のスタートアップに投資するのか。日本からデカコーンを生み出すには、何が必要なのか。今後の方針や狙いについて聞いた。

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濵田尚子
NewsPicks マクロ・マーケット担当記者
・2024年02月02日
イスラエルや韓国など、市場が小さい国のスタートアップは、海外を目指す傾向が強くなります。具体的なスタートアップの事例を聞くことで、サービスの作り込み方など、最初から見てる世界が違うと改めて実感しました。
大田和響子
ラトナ株式会社代表取締役CEO
・2024年02月02日
韓国およびアジアの比較的小さな国は、最初からグローバル市場を目指していることが多いことを私も起業家界隈のプログラムでグローバルコンペティションなど出る中で実感しています。
佐藤元則
NCB Lab. 代表
・2024年02月02日
日本のスタートアップは、海外のビジネスモデルをコピーしたものが多い。これでは世界に通用しません。