2024/2/4
【解説】アカデミー賞、「日本3作品」に共通する金脈
この記事は、日本にいると逆に見えてこない、日本のポップカルチャーの世界でのポテンシャルをお伝えする連載「Japan Rising」の最新回です。
INDEX
- 日本3作品ノミネートの意味
- ①宮崎アニメの「現在地」を知る
- ②『ゴジラ-1.0』大ヒットの背景
- ③『PERFECT DAYS』の最強ポイント
日本3作品ノミネートの意味
ちょうど先日発表された第96回米アカデミー賞のノミネーションでは、日本映画の躍進が目立った。
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宮崎アニメ、ヴィム・ヴェンダース監督、ゴジラというキャラクター、この3つに共通して言えるのは、すでに世界で一定の認知と評価を得ている点だと思います。
つまり、彗星のごとく現れたというより、新しい要素が加わり期待値以上だったということではないでしょうか。
今回の日本の3作品のノミネートで感じるのは、巨匠や有名なキャラクターでも、まだまだ伸びしろはあるということです。
これも日本人が気づていないことなのかもしれません。
観たい!でもまだどれも観ていません。最も観たいのが、『PERFECT DAYS』。海外監督が観た、日本の1シーンをどう描写するのか、とても観たいです。東京のユニークなトイレ施設とその文化に焦点。ますます観たくなります。というのも最近というか以前から海外のユーチューバーの方々が日本のトイレを非常に詳細に紐解かれていて、改めて知らなかったことに気づいたり行ってみたくなったりしたんですよね。月に1-2回は東京にいることが多いので、『ヴェンダース監督は、この長編映画を通して、人々が日本文化の何を、そしてなぜ好きなのかを見抜き、完璧に表現している。』それを、この目で観たいですね。
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