【躍進】トヨタもサントリーも使う、「Z世代向け就活サイト」
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新しい世代の「リクナビ」ともいえるエシカル就活が、思ったより広がっており非常に面白かったです。創業者は海外留学後、「業界ごと」に新卒就活をするシステムに大きな疑問をもち、気候変動やジェンダーなど「イシュードリブン」で学生と企業をマッチングするサービスを作りました。
面白かったのは、これまでソフトウェア分野とサステナビリティをテーマに就職活動をしていた学生が、日本の素材メーカーなどが面白いと知って、ハードウェア分野の会社に転職をしたというケース。また、伊勢丹に採用で負けていた丸井が、この就活サイトによって「採用でまくっている」ケースが出ているといい、これは素晴らしいと思いました。
インタビューの全貌はPodcast『グリーンビジネス』で配信中（無料）。盛り上がっているので、ぜひ通勤時に聞いてみて下さい。
https://open.spotify.com/episode/1DYGeRQpO8I2MOaGniCsUk?si=93d44a0276764467新卒ビジネスは中身を聞いてみると、ものすごい単価で取引されていると聞いたことがあります。
学生か企業の片方でも不幸になるような仕組みの中で就活をすることには、違和感を感じることがあります。
双方がウィンウィンになるような就職活動ができるようになってほしいですね。
学生側として勝見さんにお話を伺う機会をいただきました。NewsPicksのポッドキャスト番組『グリーンビジネス』の中でお聞きいただけますので、ぜひ通勤時などに聞いてみてください。
https://open.spotify.com/episode/1DYGeRQpO8I2MOaGniCsUk新世代向けの就活サイトとして、トップ層の学生が集まっている「エシカル就活」。コンサルや商社などの「業界」で就職先を探すのではなく、気候変動など自分に関心があるテーマを軸に企業を探せる点が特徴です。
とはいえ、価値観を軸に相性のいい企業を見つけられるのだろうか。具体的なマッチング事例を聞いてみると、「IT業界で働くつもりで、これまでメーカーは一切考えていなかったけれど、化学メーカーの新規事業開発部門のインターンを経験してみたら予想外にハマった」といった話が出てきて、興味深かったです。
勝見さんの就活エピソードを聞いていて、私も新卒の時「記事執筆と映像、どちらかに絞れないようだったらメディアを志望するな」というアドバイスを受けたのを思い出しました。こうした新たな検索方法の出現で、既存の分類にとらわれず、仕事を探せる人が増えたらいいなと感じました。
