ポケモン社「他社ゲームに利用許諾出していない」 公式サイトで声明 「パルワールド」では“パクリ疑惑”浮上中
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ポケモン側のサイトで「他社ゲームに利用許諾出していない」という異例の声明が掲載されたとか。
これ、明らかにパルワールドのキャラがポケモンに似ている件について、ポケモン側に問合せが殺到しているから、出さざるを得なくなった感じのリリースですね。
現実問題としてキャラクターに明らかに似過ぎなやつが散見されるから、そこはポケモンや任天堂サイドはスルーしないだろうなとは感じていましたが。
このリリースだけ出ちゃうと、パルワールドに届いていた誹謗中傷がさらに過激化する可能性があるのが残念なところですね。
まぁ、でもさすがにポケモン側が、他社への誹謗中傷をやめてくださいとお知らせするわけにも行かないでしょうし、難しいですね。こちらSNSでも感情的な考えで株式会社ポケモン側の声明を歪めている方がいるのでコメントします。
まず、『他社ゲームに利用許諾を出していない』というのは当然のことで、パルワールドの開発元もポケモンの利用許諾を取っているとは主張していません。(代表の方が法務に確認したと言ってますが、それは株式会社ポケモンや任天堂ではなく、自社内の法務による確認のことでしょう)
この手の著作物について、ユーザーなどが主観で判断する似ているかどうかや、真似て作ったという疑惑は『他社の著作権を侵害していること』と必ずしも一致しません。(というか、ほとんどの場合、一致しません)
たしかにパルワールド内に、特徴などが一致するモンスターもいるのでそういったモンスターに関して差し止めなど行われる可能性もありますが、外野が言うことではないですね。
SNS上では、生成AIの使用についても疑惑があったり、やっかみも含めて話題になっています。
なかには、あえてこういった論争を起こして販売につなげるマーケティングだという陰謀論めいたことを言っている方もいますが、本作が売れた背景には3年前から海外向けのウィッシュリストで180万のリストを作り上げた上での話ですし、そういった事実も含めて見ていく必要がある話かと思います。任天堂へのお問い合わせが相次いだことから、公式から発表がありました。
他社ゲームに利用許諾を出さないというのは当然で、出す場合は例えば流行りのソシャゲにピカチュウだけ参戦する企画が該当します。
そのためパルワールドに利用許諾を出してないのは当然で(パルワールドにピカチュウやイーブイはいません)、任天堂としては本格的に自分たちの領域を脅かすと判断したら、弁護士チームが知的財産権の侵害がある可能性を探るステップを踏むでしょう。
ポケモンファンがパクリだと言ってもそれは知的財産権を弁護士が見て裁判所が決めることですし、利用許諾という文脈とは関係ありません。
この発表は、消費者の視点から見たパクリとする文脈には関係ないのですが、意味を捉え違えたファンが「公式が許さないと言っている!」と拡大解釈してSNSで過熱しそうです。