アップル、自動運転車の計画ダウングレード-発売時期さらに延期
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Appleのビジネスモデルは典型的な垂直統合に区別されます。Amazon、トヨタも同じくです。
成立条件としては、資本力が必要(研究開発、製造、販売を統合する際に必要)、サプライチェーンの各工程に相応の受注規模が見込まれ、製品製造の取引工程が多い方がコストメリットが大きく、言い換えると多くの部品を必要とする製品の製造において、よりコスト削減や取引スピードが短縮されます。EVにおいてはこの概念が成立しなくなります。
テスラは全ての工程が自社単独で行っていて、かつ、テスラでも現在は自動運転レベルは2ないしは2+、しかもテスラはテスラ車が売れれば売れるほど、全世界からその車体を通じて得られる画像データも入手されます。
戦略とビジネスモデルが、本件についてはどうもApple側は5年先ほどの視野でしか考えていないように思えますし、資源を新たに確保する上で、関連企業のM&Aなどもうまくいっていないようで、これではAppleらしさを感じないですね。
改めて、イーロンマスクのビジョンの無限性と、達観した読みに驚かされます。将来的に、このプロジェクトの経緯・推移が記載されている本が出ることを楽しみにしている。
ずっと手掛け、また後発でもどんどん市場に投入している。Apple自体も体制を何度も変えていると報じられている。Appleならではのものといったハードルはあるだろうが、続けている意思決定の背景にどういうものがあったり、その意思決定にどういう議論があったのか。
さらなる成長のために、市場規模が根本的に大きい自動車市場を狙う「企業としての合理性」はあると思い、また色々あっても続けているのはこれくらいの理由しか、逆に思い浮かばない。
そのなかで、その成功確率を上げるには、自動運転企業の買収などもありうると思うが、そこにはあまりアクティブではない印象(Siriなどとは違う)。