(ブルームバーグ): トヨタ自動車の時価総額が中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)を抜き、アジアで3位になった。

トヨタの時価総額は22日に3280億ドル(約48兆5800億円)を超え、テンセントの3220億ドルを上回った。半導体関連の台湾積体電路製造(TSMC)は依然としてアジアトップを維持し、韓国のサムスン電子がそれに続いている。

日本経済が長年のデフレから脱却する中、世界の投資家が日本株への投資姿勢を強めた結果、トヨタが3位に返り咲いた。ベンチマークである東証株価指数(TOPIX)が1990年以来の高値を付ける一方、経済と不動産市場に対する懸念が続く中国では、CSI300指数は5年ぶりの低水準で取引されている。

関連記事

  • 好調日本株、中国株との時価総額の差縮める-20年7月以降で最小
  • 日本株ETFに中国の投資家殺到-運用会社リスク警告、取引一時停止
  • 海外勢が買い越し、個人が売り-34年ぶり高値の1月2週日本株

More stories like this are available on bloomberg.com

©2024 Bloomberg L.P.