自民・政治刷新本部の中間とりまとめ案が判明 派閥の政治資金パーティーの禁止など明記
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私も自民党の政治刷新本部から出されたとされる 「中間とりまとめ」に向けた論点という資料を見ましたが、これが本当なら甘過ぎる骨抜き改革案だと断じざるを得ない。
例えば、
【政策集団の政治資金バーティーの全面禁止。】
これは言葉だけ強く見えますが、派閥以外のパーティは何も規正していないので、政治家個人の実態としては何も変わらない。
政治資金パーティに規正をかけるなら、下記のレベル感になると思いますが、とにかく一番甘いレベルの提案。
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【一番厳しいレベル】
「政治資金パーティーの全面禁止」
↓
「政治資金パーティーの開催凍結(10年などの期間)」
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「政治資金パーティーの企業団体の購入禁止」
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「政治資金パーティーの購入者の透明化と購入金額・開催数の上限規正の厳格化(例えば、年2回まで1人(1社・1団体 1回)5万円までなどとして収支報告書に詳細を公開」
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「派閥の政治資金バーティーの全面禁止(政治資金パーティのあり方そのものにメスを入れていないので抜本的な改革ではない)」
【一番甘いレベル】
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私見としては、本来、健全に開催されていた政治資金パーティーは問題ではありませんでしたが、自民党の裏金問題によって、政治資金パーティーに関して国民の疑念が高まっています。
疑念を持たれている「政治資金パーティ・ピープル」を是正するためには、政治資金パーティーは全面的に禁止が一番効果的だと考えていますので、こうした提案を内外で続けていきたいと考えております。
他の部分も含めて、抜け穴だらけの自民党"茶番"改革から、抜け穴をしっかりと塞いだ真の政治改革案を提言して参ります。
注目のコメント
そもそも、政治活動のための資金を「パーティー」という手段で集めようとするのが変な話で、作った裏金も飲み食いに使っているのは、政治活動とは飲み食いをすることだと言わんばかりの実態です。単に、宴会が好きな人たちが「懇親会をやろう」と言い、そうした交際費が政治資金として優遇されているだけ。
最近では、結婚する若者でさえ披露宴は控えめにする傾向があるようですが、飲み食いしたい大人からの圧を鬱陶しく感じる層が増えてきているようです。お葬式だって家族葬が増えているのも、飲み食いの接待に追われるよりも、家族で故人を偲ぶほうを優先したいからです。
宴会が好きな人たち、集まる口実は自分たちで作りましょう。