デサンティス知事 大統領選から撤退 トランプ前大統領を事実上支持
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デサンティスを一言で言うなら「トランプと同じ主張をするけど、トランプじゃない人」という感じでした。この路線で本家と戦うのは無理だということが分かった選挙戦だったのではないでしょうか。
今後の注目は、このデサンティス支持者がすんなりトランプに行くかどうか。主張の親和性は高いと思いますが、「トランプじゃない」というのを重視する支持者もいたように思います。試金石は今週行われるニューハンプシャーの予備選です。ここでデサンティス支持の大部分がトランプに乗っかれば圧勝&ほぼ敵なしということになります。一方で、ヘイリーがトランプ相手に善戦すれば予備選への興味は継続されそうです。トランプ氏は今回の予備選でも公開討論会に出席していません。つまり何ら質問に答える気がないし辻褄の合う説明もしない、要するに単なる言いっ放しでまっとうな議論が成立しないわけですが、それでトランプ氏が圧倒的な支持を得るというのは、民主主義の危機なのではないでしょうか。
幸いにしてアメリカは司法の独立性が高く、よほど変なことをしたり主張しようとしたりすると違憲判決が出ます(トランプ政権時代に3人の判事を任命して保守派が最高裁の過半数を握ったのにも拘らず)。しかし司法に頼るというのも民主的ではなく、悩ましいところです。