「岸田の乱だ」自民党内に動揺広がる 岸田総理の岸田派解散表明に
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注目のコメント
私は派閥解消はやるべきだと思っている。理由は以下のように思います。
①国会議員は元来「独立した存在」であるべき
一つの政党、特に政権を担うような政党はある程度幅広い意見を持つ方が良い。その意味での純粋な「政策集団」はあってしかるべきである。
ただし、どの集団に属していようと国会議員は国民の付託を受けた独立した存在であるべきであり、最終的な意見は自分自身で行うべきである。
②無能な大臣を派閥順送りで選ぶ弊害
一方、自民党の派閥は人数をバックに人事に対して大きな力を持ち、総理大臣の決定についても極めて強い力を持つ。派閥の順送り人事によって、能力など関係なく当選回数に応じて官僚の作文を棒読みするだけの人物が大臣に選ばれる。
③高齢政治家の権力基盤になる
派閥の長は、実社会では引退している様な70代、80代の人間も多く、首相も含めて彼らの顔色を窺わないといけない。こんなことでは日本を変えるような斬新な政策など打ち出せない。
世界では40代以下のトップも出てきている中で、派閥政治ではそんなことは絶対に起きない。50代でも無理だろう。
④若手の教育は党としてやるべきこと
派閥には若手の教育機能があるというが、それは自民党全体でしっかりやるべきである。企業にも派閥的なものがある場合もあるが、若手の教育は会社全体としてやるべきことである。それ以前に(一部のタレント議員のように)一から教育しなければならない人間を候補者にすること自体が国民をバカにした行為である。
繰り返しになるが、純粋な「政策集団」は否定すべきものではないが、大臣や首相の人事まで派閥のパワーバランスに決められるような老害政治とは手を切る時期に来ているのではないだろうか。派閥トップを離脱した総理がなぜ、岸田派の解散を明言できるのか?離脱しても形だけだったことが透ける。
政治資金規制など、一連の問題の根本原因へのアプローチが無く、このまま大きな変革は起こらないのか。岸田首相の支持率を上げる良策だ。
小泉首相が「自民党をぶっ壊す」と言って支持率を上げたように岸田政権も「派閥をぶっ壊す」と言って選挙に打って出たらそこそこいけるかも。