アップル｢Vision Pro｣にウォール街は冷ややか－成長の起爆剤にならず
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Apple Watchのレベルまで、日常的に利用できる存在になるまでは、なかなか難しいのではないか、と思います。
とはいえ、Appleは手元キャッシュもあるので、3〜5年でアーリーアダプターに行き渡り、キャズム越えに挑む、ぐらいのタイムスケジュールを考えているのではないでしょうか。
iPhone登場時の2007年、現在のスマートフォンで当たり前となっているInstagramやTiktok、Uberといったアプリは存在していませんでした。AppleはApp Storeのエコシステムを通じて、開発者の気づきや創造性を加速させ、プラットフォーム全体の価値を高める手法をとってきました。Vision Proでも同じことが起こると考えらえます。
注目のコメント
少なくともハードウェアとしては「過去数年で最大のイノベーション」ではないと思います。可能性があるのは仮想キーボードくらいですが、精度が低く慣れるまでは誤タッチが多くなるそうです。またVisionProができて他の最新VR機器にできないことがほぼなく、Apple純正アプリ関係以外は他のデバイスが先を走っています。しかも価格が安いです。ブランドにこだわらず純粋に性能の良いデバイスが欲しい方は是非下記と比較した上で購入することをお勧めします。
◼︎2024年注目されるXRデバイス
・Google&SamsungがSnapdragon XR2+ Gen2のヘッドセット
・ソニー空間コンテンツ制作用ヘッドセット
・TCLのスマートグラス RayNeo X2 Lite
・NRMyW glasses
・EmdoorVRのEM-AX162(Vision Proに酷似)
・Bigscreen Beyond
・MegneX superlight
・Varjo-XR4
・シャープVRgrass
・HTC Snapdragon XR2+ Gen2ヘッドセット
・Somunium VR1
・Xreal Air 2 Ultra
・Meta Quest3 Light最初はどうしても期待されない。Appleは割と成功するまでやり続けるところがある。Apple Watchも最初は微妙だったが今となっては稼ぎ頭。iPad、iPod、iPhone、などのデバイスでも同様の成長カーブをこれまで描いており数年掛けてスターダムに押し上げていく力がある。なんだかんだで巨大企業なわけで…
一方でHomePodなどの明確な失敗もあるわけで、今回のデバイスがどちらに属するか？はしばらく時間を掛けて観察する必要がある。や、これ、うちが１０枠だけAppleからもらって先にデモをさせてもらったんだけど、彼ら曰く「マジックだ」とのこと。体験してみたら価値がわかる系かも。僕もやってみたい。
