“パー券疑惑”をスクープした新聞“赤旗”を取材してみた
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注目のコメント
政治資金収支報告書という公開情報をベースに違和感に気づき、関係者にあたって事実を掘り返す。シンプルで教科書通りの調査報道だと思う。共産党は政党交付金制度に反対して交付金を受け取っておらず、赤旗の収益で政党活動を成立させているわけだが、他党では機関紙をまともな収益源と位置づけている例がないので、その点赤旗は「変わった」存在だ。
赤旗を取材って・・・TBSも面白いことしますね。赤旗といえば・・・小生がNY特派員だったころ、中南米や南米の事件・事故の取材で歩き回っていると、ときたま現場で赤旗の記者を見かけることがありました。もちろん駐在ではないでしょうが、こんなところにも取材にくるのか、と驚いた覚えがあります。おそらく海外に住んでいて、何かあればかけつけるのだとは思いますが。その取材力、あなどれないな、と思いました。
業界内ではチェックする媒体のひとつ。少し事情が異なる同業者という認識です。しかし若い世代は赤旗自体を知らないかもしれません。だから、こういう記事が成立したのかな。
記事にもあるとおり、政党助成金に「かわる」収入になっているかどうかは疑問。事業における支出はそれなりでしょうから、政治活動に使える真水のお金ではないところが大きな違いですね。