Nathan Gomes Joseph White

[11日 ロイター] - 米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスは11日、電気自動車(EV)約2万台を売却し、ガソリン車に回帰すると発表した。EVの衝突や損傷に関する費用が高額になっているためという。

これを受け、米電気自動車(EV)大手テスラの株式は3%超下落した。

ハーツは2023年第4・四半期に、EV売却計画を受けた減価償却費として約2億4500万ドルを計上する予定。

モルガン・スタンレーのアナリスト、アダム・ジョナス氏は、ハーツの動きはEV分野全体への警告であり、EVへの期待が「市場全体で下方修正」される可能性があることを示すと述べた。