米消費者物価指数、12月は前月比0.3%上昇-前年比では3.4%上昇
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サービス価格や住居費などからも、インフレ粘着性と収束容易ではない状況伺えますが、金利下がり市場は行って来いに近い反応ですね。
CPIは需要とも言え、米経済状況の堅調さ表れと言えなくもないですが、フツーに考えれば金利高止まり(実際なかなか下げられなさそう)に見えますが果たして。米国のインフレ率が一本調子で下がって行くという楽観論は、一気に吹っ飛びましたね。日本とは違い、賃上げとインフレの悪循環が起こりやすい米国では、FRBがインフレを収束させるのに時間がかかりそうです。
食料のインフレは減衰しつつありますが、エネルギーの下落幅が縮小した結果、ヘッドラインの伸びが拡大しました。より仔細にみていくと、財のインフレがほぼ収束している一方、CPIの6割を占めるサービスのインフレが前年比5%台とまだ高い水準です。また、CPIの25%を占める帰属家賃に先行する住宅価格は昨年以降、再び上昇しつつあり、ここのインフレが全体を押し上げる可能性も十分に考えられます。失業率も3.7%とまだ低いことから、昨年12月のFOMCドット中央値が示した年3回程度の利下げが、現時点では妥当と考えられます。