【新潮流】今「見せつけない」オシャレが人気な理由
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クワイエットラグジュアリーはなぜ中・長期的なトレンドになるのか?
それがなぜ日本の繊維産業と伝統技術にとって追い風になっているのか?
解説しました。編集部が豊富に写真を用意してくださっており(ありがとうございます!)、アパレルに疎い方にも、できるだけわかりやすく伝えられるよう工夫してあります。
テクノロジーや時短、効率だけを追求していくと、その先にあるのは現在のサンフランシスコのような人間疎外の廃墟ではないでしょうか。日本の若き後継者たちが実現している「テクノロジー+手仕事」による人間の尊厳を大切にした美しさの基準は、世界の模範となっていけると見ています。学びの多い記事でした。
お金持ちの方々はそもそもクワイエットラグジュアリーなのだと思う。トレンドになるということは、ファッションピープルが「ロゴはカッコ悪い。良いものを上品に着よう」という意識に変わったということかなと思った。お金持ちの方はCHANELなどでも無地のショッパーや無地の箱で発送させる方が多数いる。いつでも買えるし自分の心地よさ重視なのでひけらかしたり妬まれるほうが心地良くないのを知っている。
良いもの=ブランド品、高いもの、珍しいもの、時間をかけたもの、ではないことも重要。良いものとは、自分が身につけた時に肌や心が喜ぶかどうか、心地良いと思うかどうか。伝統芸能品であっても重かったり硬かったりチクチクしたらそれは心地よくない。
クワイエットラグジュアリーはお金持ちでなくても出来る。自分の心地良さとは何かを再確認し、買える範囲で最高と思えるものを身につける。何を身に付けるかは心と直結するので、日々の過ごし方も変わっていく。自分にとってのラグジュアリーを見つけるのは人生そのものだと思う。記事の最後には、このトレンドに関係し、注目を集めつつある日本の繊維産業や伝統工芸と、彼らがグローバルに積極的に出ていく姿勢が紹介されています。
アパレルに限りませんが、日本企業は、日本人的な謙虚さを守りつつも、外国と相対するときは、より自信をもって積極的にコミュニケーションし、働きかけ、進出していくべきと私も思います。
記事には、以下が述べられています。
「イタリア人は、自分たちのライフスタイルや歴史に誇りを持ち、そこから生みだす高品質のものを高価格で売ることに堂々としています。これだけ価値の高いものを作っているのだから高くて当然と思うくらいの自信は日本人が見習うべきメンタリティでしょう。」
個人レベルでも、企業としても、国レベルでも、安売りをせず、自信を持つことは、とても大事だと思います。
メディアから流れてくるニュースは、自虐的な論調のものが少なくありませんが、それらにあまり影響されずに、
客観的に評価されている、されるべきものを、自信をもって、世界に対し、積極的に発信し、紹介していく。
このような姿勢を持っていくべきと思いますし、私もそのようなマーケティングや発信を応援したいと思います。