健康ブームでも「野菜ジュース」が売れないナゼ
東洋経済オンライン
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以前は、「野菜は身体に良いから」というなんもなくな理由で飲んでいた方が多い印象があります。
ところが最近では身体に良い飲料の種類が増え、具体的にイメージしやすい訴求ワードも増え、消費者はそちらに流れているのかな、と感じました。
最近の消費者に刺さるのは分かりやすい、具体的な謳い文句のある商品なのかな、と。野菜飲料だけに限らず、どんな商品やサービスにも当てはまる傾向なのかな、と感じています。
注目のコメント
対比されている乳酸菌飲料も、科学的には「なんとなく健康に良さそう」の域を超えておらず、乳酸菌飲料が「免疫ケア」「睡眠の質向上」で選ばれているとしたら正直なところ目を覆いたくなります。
カゴメのベジチェックは健康経営に取り組む企業を中心に利用者を増やしています。
今では女子ゴルフツアーの会場にも設置されているくらい普及しています。
短時間で野菜摂取量がおおよそわかるのが人気の理由ですね。生活者視点だと、スムージーも競合ですし、「野菜ジュースの中でどれを選ぼうかな」という気持ちにはあまりならないものですね。
「健康飲料」という競争の激しいジャンルでの戦いはかなり厳しそうです。