「血で書かれた」安全基準 全乗客の命を救ったJALの徹底意識、契機は40年前の惨事
CNN.co.jp
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JALが安全をおろそかにして1985年の事故が起こったわけではないでしょう。
しかし、事故を契機に安全の大切さはさらに認識されたかもしれません。
羽田・新整備場にあるJAL安全啓発センターを見学したことがあります。
御巣鷹の事故機に搭乗して亡くなった客室乗務員が、激しく揺れる機内で書かれた、不時着後の自身がすべき行動をまとめたメモは、涙無くして見ることはできませんでした。
注目のコメント
1985年の日航ジャンボ機事故の教訓が長い年月をへて形を変えて多くの命を救ったという指摘には胸が熱くなります。40年近く前に亡くなられた520人もの御霊に報いることだとも思います。NHKが脱出までの18分間を再現していました。8カ所ある非常ドアのうち使えたの3カ所。特筆すべきは最後部の非常ドアは、機長と連絡途絶の中、乗務員の判断で開け、シューターへと乗客を誘導、脱出させたとされることです。危機管理はその権限と判断が現場に委ねられて初めて機能します。機長の判断を仰いでいたら、間に合わなかったかも知れません。また、機長は最後の一人となって地上に降り立ったというのも見事な流れであり、訓練の賜物です。「奇跡の18分間」は、飛行機事故だけでなくあらゆる不測の事態に向けて、強い警鐘となるでしょう。同時に大きな希望にもなると思います。